主な診療領域
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不安障害
全般性不安障害 / パニック障害 / 強迫性障害 / 心的外傷後ストレス障害(PTSD) / 恐怖症性障害 など
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摂食障害
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心身症
過敏性腸症候群 / 緊張性頭痛 / 心理的要因の鈍痛 / 消化器疾患
医師紹介
- 精神科専門医
- 精神保健指定医
- 麻酔標榜医
- 産業医
外来・診療のご案内
- 診療受付時間
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月~土曜日 8:30~12:00
- 診察をご希望の方は各医師の診察担当日の午前中に受診ください。
- 午後の診察は急患の方のみ受け付けております。事前にお電話にてお問合せ下さい。
休診日 | 土曜日の午後 / 日祝日 / お盆(8月14日・15日) / 年末年始(12月31日~1月3日) |
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担当医師スケジュール
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
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心療内科 | 田崎 真也 田原 永美 宮原 郷士 |
和田 貴志 田崎 真也 |
和田 貴志 田崎 真也 宮原 郷士 山本 卓郎 |
田崎 真也 田原 永美 安元 眞吾 |
和田 貴志 田原 永美 |
和田 貴志 内村 直尚 |
初診の方や、診療の流れを確認したい方はこちらをご覧ください。
診療内容
不安障害
不安というものは危険を避けるなど本来生存を有利にするために備わっているもので、それ自体は必要なものです。しかしながら、不安が過剰な状態になるとかえって適切な対処や行動がとれなくなって社会生活に支障をきたしてしまいます。このような状態を不安障害と言い、主なものとして「パニック障害」「全般性不安障害(全般不安症)」「社交不安障害(社会不安症)」「限局性恐怖症」などが挙げられ、種類によってそれぞれ症状が異なります。
治療方法は大きく薬物療法と精神療法のふたつに分かれています。
薬物療法としては不安障害の発症には、うつ病と同じく「セロトニン(脳内の神経伝達物質)」が、影響していると言われています。そのためセロトニンを調節する薬や補助的に不安をとる薬が使われます。
精神療法では、不安をコントロールする「認知行動療法」をおこなうことがあります。認知行動療法とは、認知(ある出来事に対しての受け取り方や見方のこと)に働きかけて、バランスの良い考え方ができるようにしていく療法のことです。より柔軟な思考ができるようになることで、ストレスや不安を和らげる効果に期待できます。
強迫性障害
自分の意思に反してある考えが頭に浮かんで離れず(強迫観念)、その強迫観念で生まれた不安を振り払おうと何度も同じ行動を繰り返してしまうこと(強迫行為)で、日常生活に影響が出てしまう状態をいいます。例えば、手が不潔に思えて過剰に手を洗ってしまうことや、戸締りなどを何度も確認せずにはいられないといったことがあります。 以前は不安障害の一種とされていましたが、不安や恐怖よりも嫌悪感や道徳心と結び付いている症状が多いことから、現在では不安障害から独立した思考や行動の病気に分類されています。
摂食障害
食事の量や食べ方など、食事に関連した行動の異常が続き、体重や体型のとらえ方などを中心に、心と体の両方に影響が及ぶ病気をまとめて摂食障害と呼びます。摂食障害では、必要な量の食事を食べられない、自分ではコントロールできずに食べ過ぎる、いったん飲み込んだ食べ物を意図的に吐いてしまうなど、患者さんによってさまざまな症状があります。
症状の内容によって、摂食障害は細かく分類されます。代表的な病気に神経性やせ症、神経性過食症、過食性障害があります。
【薬物療法について】
当然ながら「不安を軽減する儀式を我慢する」という極めて大きな負担を患者さんにかけてしまう治療になりますので、導入前にセロトニンを調節する薬などで不安を軽減してから行います。
心身症
代表的なものとして、過敏性腸症候群、アトピー性皮膚炎、頭痛(筋緊張型頭痛、片頭痛など)、疼痛性障害などが挙げられます。これらの身体疾患の内、発症や経過に心理社会的ストレスの影響が大きく関与するものを指します。心理社会的ストレスに無頓着や無自覚な場合に発症・悪化することが多く一般的な内科治療では改善困難です。
よくあるご質問
当院ではそれぞれの診療科の医師やスタッフが緊密に連携し、患者さまにとって最適な診療法をご提案しますので、どちらの科でも安心してご受診ください。
特に初診の方は十分なヒアリングを行うため、十分な診察時間を確保する必要があります。
精神科や心療内科で扱う症状は、ある一時期から発現するケースが多く見られます。そのため、症状が出た時期やその前後の行動歴は特に詳細にヒアリングいたします。
もちろんここでお伺いする個人情報は安全に保管され、患者様の治療にのみ使用されますのでご安心ください。